小田原のみかんワイン

小田原市は地域のJAと共同となり「梅わいん」(1998年)、「れもんわいん」(2000年)など、個性的なワインを積極的に開発している(小田原わいんシリーズ)ことで知られています。みかんワインも例外ではありません。
小田原のワインは個性的なものが多く、早摘みのみかんを使用した「小田原みかんわいん」、最近では長年品種改良を続けてきた新品種「湘南ゴールド」を使ったワインも登場しています。

小田原みかんワイン

小田原みかんワインは小田原市でできたみかんを100%使用し、香料等を使用せずに皮ごと搾った果汁から造られたワインです。このワインの1番の特徴は何と言ってもまだ青々としたみかんを使用している点で、全国的に見てもあまり例がありません。飲んだ後の爽やかな香りは早摘みみかんを食べたときの印象そのものです。

湘南ゴールドワイン

原料である湘南ゴールドは1998年から開発が始まった新品種のみかんで、「黄金柑(おうごんかん)」(ゴールデンオレンジ)と大ぶりな「今村温州(うんしゅう)」を掛け合わせ、15年の歳月をかけて作り上げられました。黄金柑に比べ、実がより大きく、皮がむきやすいという特徴があります。

湘南ゴールドワインは上記で紹介した「小田原わいんシリーズ」の第4弾として実に3年もの月日をかけて開発されました。このワインは果実の爽やかな甘さとジューシーさを引き継いでいます。

入手方法

上記2種のワインは小田原市内の酒店などで購入できます。詳しくは小田原酒販協同組合のホームページか電話(0465-24-2271)でどうぞ。